「山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る」という本を読みました。
読書感想をシェアします。
「山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る」を読んだ目的
「山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る」を読んだ目的は
- 子育ての知識をつけたい
- 小学2年生の長男をおもいっきり叱ってしまった時に反省した
- 山中教授みたいな天才の子育て感が知りたかった
具体的に解説します。
子育ての知識をつけたい
子育ての正解はありません。
しかし、知識は持っておきたいと考えています。
家族が百あれば
子育ての方法も百あります。
ぼくの子育ては「自分の人生のアクティビティとして楽しむ」というものです。
もちろん子育てを遊びやゲームみたいに考えているという意味ではありません。笑
ましてや子どもを自分の作品とも思っていません。
真逆です。
自分の人生において数十年間の子育てという時間を
嫁大臣と子達と一緒におもいっきり楽しんでやろうと思っています。
小学2年生の長男をおもいっきり叱ってしまった時に反省した
全然しょうもないことなんですが
長男が宿題をやっていなかったことを先生に隠した事件が起きて
おもいっきり叱ってしまいました笑
宿題をやっていないのも長男の問題ですし
勉強が苦手なのも長男の問題なので
そのあたりは叱ったりはしません。
ただ「隠した」ことについておもいっきり叱ってしまいました。
長男は寝る寸前までずっと泣いていました。
叱ったりした後はかならず後悔してしまいます。
この叱り方って正しかったのかな?
あの言い方で良かったのかな?
後悔する度に「子育て本」を買って読書勉強しています笑
いわば、自分への戒めですね。
完璧な子育てや正解がないからこそ
子育ては親も勉強し続けるものだと思っていて
山中教授みたいな天才の子育て感が知りたかった
山中教授といえばノーベル生理学・医学賞を受賞された天才です。
しかもIPS細胞研究所は京都にあります。
京都人として山中教授リスペクトはしていかんといかんでしょう!ってことで
天才が考える教育論が知りたい!
と思いました。
また別記事で要約しますが
実際に読んでみて山中教授がいう子育て論は意外と「普通」だったんです。
でもそこが良かった。本当に。
天才は特別なことをしない。当たり前のことキチンとやる
というぼくの持論がまた確立されました。
読んで良かったこと
本書を読んで良かったことは
- 「子どもも親も追い詰めない」ということが知れた
- 早寝早起きが良いと再度認識できた
- ほったらかしでいいと知れた
深ぼっていきます。
「子どもも親も追い詰めない」ということが知れた
本書は山中教授と小児科医・発達脳科学者である成田医師の対談形式の本ですが
成田医師の話がリアルで
患者さん(子育てに悩んでいる親)のバックボーン
ようするに親が仕事や社会、日々の暮らしで疲弊したり
どんな状況に置かれて
どんなふうに育ってきたという背景を考えた上で
ようやく適切な医療を提供できる
とおっしゃっていました。
子育てにおいては「なんで自分はちゃんとできないんだ」と追い詰めることではないんですよね。
親も子も。
子どもが立派に育っても親の手柄ではないし
子どもがグレても親の責任だけではない。
もっと気軽にいきましょう。
早寝早起きが良いと再度認識できた
人生の最強のライフハックは「早起き」
さまざまな本を読んだり成功者の知見を聞いて
ぼくは「朝活が人生を制する」という結論にいきついています。
実際に朝活をはじめてたった2年で
- 思考能力アップ
- 生産性爆増
- 体重が減って筋力アップ
- 若返り
- 副業ブログで副収入が入るようになった
といった実績があります。
本書では子育てについての「早寝早起き朝ごはんのたいせつさ」について
成田医師が脳科学的に解説されていて
幼児期から夜は20時就寝、5時6時起きを推奨されています。
なぜなら脳には育つ順番があるからです。
脳は体の機能、情動、自律神経をつかさどる「古い脳」ができてから
記憶や思考、情感をつかさどる「新しい脳」が発達しはじめる。
最後にコミュニケーションに欠かせない「前頭葉」が育つ。
この順番で脳は育ちます。
夜更かしするとベースになる「古い脳」が育ちません。
「古い脳」を育てないまま塾や習い事をして
「新しい脳」を育ててしまうとバランスを崩してしまう。
早寝早起きをして体を整えてから
ようやく新しいことを吸収できるということですね。
「ほったらかしでいい」と知れた
本書の第1章は「子育てほったらかしでいい」という内容です。
どうしても子育ては親が関与しがちですよね。
ぼくも子どもができていないことがあると
どうしても手助けしてしまいがちです。
「勉強しなさい」とは言わないようにしているんですが
どうしても気になって「宿題はやめにやっておいたほうがいいんとちゃう?」という
言い方で声をかけてしまいます。
しかし本書では医師である2人が
と口すっぱく書いてあります。
山中教授が実際に幼少の頃からずっと親からほったらかしにされていたことで
なんでも自分でするようになったとのことでした。
多くの親が「こうなってほしい」というレールを敷いて
レールから外れてしまうと心配で仕方ないから世話を焼く。
「子育てだけが昭和時代のまま」と指摘されています。
親が子を心配することで
子どもは信用されていないと感じ、自己肯定感はどんどんさがる。
そうではなく信用して見守ることがたいせつ。
子どもが自分で選んだことを失敗して立ち上がって……ということを続けて自信をつけることが重要。
「ほったらかし」とは無視することではなく、口をはさまず信じて見守ること
本書を読んで自分は何をするのか
ぼくがこの本を読んで実行するアクションプランはこちら
- ほったらかす
- 「ありがとう」「ごめんなさい」「おはよう」を徹底させる
- 早寝早起きを徹底する
です。
ほったらかす
正直、親にとって1番むずかしいのが「ほったらかす」ですよね。
どうしても干渉してしまうのが親ですし
とにかく子育てを楽しみたいから関わりたくて仕方ない笑
なので具体的なことで
「勉強しなさい」を言わないようにする
今までも言ってはいなかったのですが
遠回しに「今のうちにやっておいたほうがいいんとちゃう?」って言ってたので
それもやめます。
勉強だけではなく、なんでも自分で決めさせること
決めたことで失敗したとしても
自分で立ち直る力をつけることの方が大切ですね。
「ありがとう」「ごめんなさい」「おはよう」を徹底させる
成田医師は「ありがとう」「ごめんなさい」がきっちり言えるようになれれば
人に寄り添えて人の心をきちんと読みとれる人になれる。
そうなればどんな職業になってもぜったい成功する
と断言しています。
本当にたいせつなことだと思っていて
ぼくはこれにプラスして「おはようございます」を言うことを徹底させようと思います。
実際に体感していることですが
毎朝地域見守り隊として登校する小学生に「おはようございます!」と声をかけるんですが
「おはようございます」と返してくれる子は2割程度で
ほとんどの子が無視して登校するんですよね。
ぼくだけではなくて他の見守り隊の方のあいさつも無視していくんですよ。
見ていると長男もあいさつしたりしなかったり
挨拶しても声が小さかったりしています。
長男に聞くと「はずかしいから」と言っていますが
コレ、本当によくないと思っていて
「挨拶は恥ずかしいことじゃない」ということを徹底して教えようと思っています。
交通ルールを教えるぐらい徹底して教えようと思っています。
あいさつはすべての基本。
早寝早起きを徹底する
また「早寝早起き」がまちがいないものだと知れたので
これからも子どもの早寝早起きを徹底させます。
子どもと一緒のタイミングで寝ると決めると
自分もダラダラと夜更かししなくて済むので
自分も一緒に寝ます!
まとめ
アクションプランを続けて3ヶ月後自分はどうなっているのか?
- 過保護になっていない
- 長男が「おはようございます!」と大きな声で言えるようになっている
- 早寝早起きで家族全員元気いっぱい
って感じになっていると思います。
いや、そうなっていますね。
って感じで本書は子育て真っ只中の親御さんに超おすすめの本です。
子育てというか人生観を学べる本なので自分ために読むのをおすすめします。
208ページしかなく、対談形式の本なので早い人であれば2時間でサクッと読めますよ!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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