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【お母さんでもわかる】ビットコインとブロックチェーンの概要【基礎の話】

目次

ブロックチェーンとはなにか?

ここまで散々でてきましたが

ブロックチェーンとはインターネット上にあるデータベースです。

ビットコインはブロックチェーンと呼ばれるシステム上で
BTC(ビットコインの単位)という仮想通貨が利用できるものです。

最初の取引手続きから今に至るまでのデータが

インターネット上でどんどん数珠繋ぎで記録していく台帳(データベース)です。

構造図
引用;https://eset-info.canon-its.jp/

たとえばビットコインのブロックチェーンであれば

最初にビットコインが取引されてから今にいたるまで10分おきに世界中で

『〇〇さんが、▲▲さんに1BTC(ビットコインの単位)送った』といった取引情報を記録して

二重払いや不正がないかをチェックしています。

10分ごとの記録が一つのブロックとよばれ
検証が終わったブロックは次々と1本の鎖に連なっていきます

箱の中に記録を入れて、みんなで検証が終われば
箱を閉じて、これまでの記録につなげてく……って感じです。

今までの生活に無かったモノの話なので、想像しづらいですが

ざっくり読んでください。

みんなで管理の『みんな』ってだれ?

『みんなで管理』のみんなってだれ?って話ですよね

これがブロックチェーンと呼ばれるシステム(データベース)のミソです。

「みんな」とはビットコインに関わるみんなです。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: スクリーンショット-2022-01-23-18.23.21-1024x606.jpg
引用;経済産業省

この図でいうと右側ですね。

ブロックチェーンは中心に国や企業があってそこが管理運営する中央集権型ではなく

個々のユーザー同士をネットワーク上で結んで直接データのやりとりをする「P2P方式」と呼ばれる方式を採用しています。

お互いをネット上で結んで直接のやりとりをする。とおぼえておくといいと思います。

中央集権型の場合

ぼくが楽天ポイントを1000P持っていて、楽天ポイントを100P使って買い物をしたとき

【パパスタが楽天ポイントを100P使って100円の商品を買った】というデータを
楽天が管理して、ぼくの楽天アカウントから100P減らして残高900Pにします。

現物がぼくの手元から消えたわけではなく、数字がなくなりました。

この記録は楽天だけが管理して、楽天だけが詳細を見ることができて
楽天だけが操作することが可能です。
(実際に楽天は、ちゃんとポイント付与されていなかったりするので要注意)

銀行の預金口座の場合も同じです。

ぼくが会社から10万円の支払いを受けた場合

【パパスタが会社から10万円受け取った】という記録を預金データに記録
ぼくの預金データには10万円という数字が増えます。

逆に会社の口座には【会社の口座から10万円を減らしてパパスタに送った】
というデータが記録され会社の口座から10万円という数字が減ります。

10万円の札束が実際に移動したわけではなく
ぼくの口座にプラス10万円というデータが記録され
会社の口座から10万円が減ったというデータが記録されました。

これも銀行のデータベースに記録され、管理や操作は銀行しかできません。
ぼくたちがちゃんと正しく操作されているか?という確認はできません。

ビットコイン(自律分散型)の場合

一方ビットコインは楽天や銀行などの中央権力を持たず
ユーザー全員でデータを管理、記録しようっていうモノなんです。

たとえば、会社がビットコインでぼくに1BTCを送った場合…

【会社のウォレットから1BTCをパパスタのウォレットに送った】
【だからパパスタは今1BTCを持っている】
というデータを作るのは企業ではなく、世界中の『みんな』です。

電子マネーと同じ様に現物が移動したわけではありません。

ネットワーク上の数字が移動しただけです。

数字が移動して「パパスタが1BTCを持っているよ」
と認めてくれるのが『みんな』ということになります。

世界中の『みんな』が確認して間違いがなければ
ビットコインの歴代やり取りの記録の一番最後に
【会社のウォレットから1BTCをパパスタのウォレットに送った】
【だからパパスタは今1BTCを持っている】
というデータが入ったブロックを繋いでいきます。

繋がった記録は世界中、誰でも見れるようになるので
『あー会社から1ビットコインがパパスタに移動したんだな』
とわかるようになり、ぼくが『1ビットコイン』を持っているという証明となります。

預金通帳のようにブロックチェーン上に入出金が記録されていくようなイメージですね。

企業ではなく、みんなでブロックチェーンという技術を使って管理する感じです。

データはいつからあるの?

構造図
引用;https://eset-info.canon-its.jp/

やり取りが記録されたブロックのつながりは

ビットコインが誕生してから、今この瞬間まで数珠つなぎのように繋がっています。

ちなみに一度作られたブロックを遡って修正することはできません。

途中で不正などをすることは不可能です。

仮想通貨は改ざん不可能

ブロックチェーンの仕組み的に、勝手に誰かがデータを改ざんすることは不可能です。

完全に不可能ではありませんが、やっても意味がありません。

仮に「よし、データをイジってやろう!」「ハッキングしてやろう!」と悪いことをしようとします。

これまでの計算結果を書き換えるには
超スーパーコンピューターが何千、何万台と、莫大な電力が必要となります。

コンピューター代だけで100億円ぐらいかかり

電気代でおよそ1時間8,000万円と言われています。

さらにこの瞬間もデータの入ったブロックが繋がれていってるので

計算結果を書き換える手間と時間、費用は増え続けています。

ようするにビットコインは「経済的合理性によって不正を一切排除している」システムなんですよね。

ハッキングしたりプログラムをいじる方がお金がかかる……みたいな感じです。

また、だれかが『やっぱビットコインやーめた!明日からビットコインはなくします』ってやめたとしても

ほかの『みんな』がいるので急になくなることはありません。

この、「特定の誰かが権力を持っていない」「だれも改ざんをすることができない」という2点が信用につながり、仮想通貨に価値が生まれるわけです。

なんでブロックを作ってくれる人がいるの?

ここで疑問なのが

なんでわざわざやり取りの記録を確認し、記録してくれるユーザーがいるのか?
ってことですよね

めちゃくちゃわかりやすく言うと

やりとりを計算して、新しいブロックを作れば

報酬として新しくビットコインを得ることができるルールになっているからです。
(そういうルールなのであまり深く考えなくて良いです)

新しくブロックを作ることを『マイニング』と言います。

世界中にはマイニングを生業にしている人がたくさんいます。

ビットコインのプログラムはコピーすることが可能になっていますし
誰でもビットコインの管理ソフトをダウンロードしてプログラムを動かすことが可能です。
(プログラムを動かしているマシンを『ノード』と言います)

ようするに(パソコンスペックとか技術力は抜きにして)
誰でもマイニングすることが可能ですし
誰でもブロックを作れるし
誰でもすぐにチェックできるようになっているので

不正ができないようになっています。(全員で監視しているイメージ)

ちなみにマイニング方法や、どうやってビットコイン報酬を得るかは
超長くなるし、基本では学ばなくて良いので本記事では割愛します。

ビットコインは「暗号署名入り」の「台帳」技術

もうひとつ、現金とビットコインが違う部分を解説します。

ビットコインにはすべての取引記録が残っています。

たとえばあなたの一万円札がだれかに盗まれたとします。

周りにいたあやしい人に「この一万円札は私のだから返して」と言っても理屈は通りませんよね。

一万円札に名前が書いていないし、あなたのものであるという証明がないからです。

しかしビットコインは電子署名という暗号技術によって、現在の所有者に無断で送金できないようになっています。

ようするにAさんが所有するビットコインを
Aさんの許可なく勝手にBさんのものにはできないのです。

ようするに記録が残るので不正ができないということです。

それだけではなく、ビットコインには過去と現在すべての所有者が記録されています。

ブロックチェーン上に取引記録がすべて残るので、マネーロンダリングの様な不正操作にも悪用されにくいのです。

ビットコインの細かな情報

ビットコインについて細かな情報をざっくりまとめました。

  • ビットコインを購入できるところ
    ⇨仮想通貨取引所
  • ビットコインはどうやって管理?
    ⇨仮想通貨取引所でアカウント管理 or ウォレット(アプリ)で自分で持つ
  • ビットコインの発行上限は?
    発行上限は2100万BTC2140年で発行終了(理論上)
  • ビットコインのリスク
    仮想通貨取引所のシステム
    ウォレットのパスワード忘れ
    ⇨価格変動

まとめ

いかがでしたでしょうか

仮想通貨で儲けよう!とかそういう話ではなく
「ブロックチェーンのシステムをしっかり抑えておいた方が良い」って話です。

ブロックチェーンとは
インターネット上で 「お金」ような 価値あるものを
企業や国に頼らず、みんなで管理できるようにした技術なんです。

コレ、超絶大事なポイントです。

ぼくたちの価値観を大きく変えて
強いては社会を大きく変えるシステムです。

最後に強烈なことをお伝えすると

ビットコインなどの暗号資産は国が規制することはできません。

なぜならビットコインを規制するためにはインターネットを禁止する必要があり、実質不可能だからです。

ビットコインは国が勝手に規制して没収することができないデジタルマネーなんです。

国が国民に対して権力を持てるのは「通貨」を牛耳っているからですよね。

実は権力、既得権益を守りたい政府としては頭の痛い問題なんですよね……。(たぶん笑)

この様にビットコイン暗号資産は国や企業の制約・制限をうけず自由に世界中の人たちが使える通貨です。

今回は『ビットコイン』にしぼって書きましたが

ブロックチェーンをつかえばさまざまなモノに価値をつけて取引ができます。

たとえば

  • お金
  • 資産
  • 芸術
  • 土地
  • 権利

の価値を証明するものが国や企業じゃなくなる時代がくるかもです。

そうなると会社や役所も国もいらなくなってくるし

資本家と労働者の垣根がなくなるのでもっと自由な世界になりそうですよね。

ブロックチェーンの知識は一般人のぼくたちもしっかり押さえておいた方が良いです。

コインチェック

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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