・今度京都観光に行くけどおすすめの場所とかあるのかな?
・京都は人が多いけど、せっかくならゆっくりしたい
・地元民が知る、おすすめスポットはあるのかな?
こんな疑問にお答えする記事を用意しました。
こんにちは
生まれも育ちも京都市の観光地ど真ん中、パパスタと言います。
今回は京都のおすすめスポットを地元民目線で紹介します。
この記事で紹介する名所「退蔵院」をおさえておくと
だれでもちょっと大人の京都観光がたのしめます。
なぜなら京都市在住で、普段は観光地にぜったい行かないぼくでも
たまに行ってホッコリする地元民で行ってしまう良い場所だからです。
この記事では「退蔵院」をたっぷり写真を使って紹介します。
最後まで読んでいただくと京都の魅力をもっともっと感じることができるでしょう!
退蔵院とは?
先に結論を言うと
仁和寺、竜安寺、金閣寺の世界遺産に訪れたなら
足を伸ばして妙心寺にある退蔵院に行きましょう。
観光客にも京都市民にもおすすめできるとびっきり素晴らしい場所です。
退蔵院ってなに?
退蔵院とは妙心寺内にある600年以上前に建設された寺院です。
季節によって表情をかえる庭があり特に枝垂れ桜で有名。
本堂には日本最古の水墨画と言われる、瓢鯰図(複製)が展示されています。
(臨済宗大本山妙心寺は京都市右京区にある”寺の町”です。
寺町の中には46もの塔頭(たっちゅう。お寺のこと)があります。)
石畳で繋がった寺町である妙心寺をぶらっと散歩するだけでも
非現実世界に取り込まれると思います。
超オススメの場所です。
退蔵院はどこにあるの?
退蔵院の所在地
〒616-8035 京都府京都市右京区花園妙心寺町35
営業時間
年中無休
9:00〜17:00
拝観料金
大人 600円(高校生含む)
小、中学生 300円
保育園児は無料で入れます。
お抹茶代は500円
退蔵院を写真32枚で紹介
退蔵院の全体図
では、さっそく退蔵院を紹介します。
訪れた日は2022年2月。
次男4歳児と一緒に行きました。
今回は文章で細かく紹介はしません。
写真を見て「めっちゃいいところやん!」って思ったらぜひ訪れてみてください。
拝観受付
入ってすぐに拝観受付があるんですが
すでに雰囲気最高です。
季節のよって表情を変える木々が観覧者を出迎えます。
方丈(本堂)
実はここ宮本武蔵が修行したといわれている場所です。
庭が良い
本堂には早速良い雰囲気の庭があり4歳次男もうっとりしていました。
めちゃくちゃ気持ちいいです。ここ。
ここに座って庭をぼーっと眺めるだけで心が癒されます。
国宝 瓢鮎図(ひょうねんず)
瓢鮎図のレプリカが飾られています。
瓢鮎図は室町時代の作品、日本最古の水墨画といわれており、禅の公案(修行のための問題)です。
ちいさなひょうたんで大きなナマズをどうやって捕まえるか?と言う問題。
上の文字は31人の坊さんの答えです。
宮本武蔵も退蔵院にて『瓢鮎図』を前に自問自答を続けたと伝えられています。
そして宮本武蔵の刀のツバにはひょうたんとナマズの柄が入っています。
歴史を感じる
方丈の中
ぼく的にはここがいちばん良かったです。
まいにち朝起きてここでぼーっとしながらマインドフルネス瞑想をすれば
きっと精神的にも体力的にも落ち着くんだろうなと感じました。
心の癒し、ありますよ!
余香苑
本堂を抜けて少し進むと退蔵院の真骨頂余香苑という庭があります。
それぞれの四季で表情を変える庭で、昭和の名庭として有名です。
紅しだれ桜
春にはこれが桜で満開になります。
想像してください。
これが満開になります。
陰陽の庭
入ってすぐ、左右に色味の違う「陽の庭」と「陰の庭」があります。
使われている石が違うので雰囲気が全然違います。
物事や人の心と同じように二面性を表現しています。
とにかく雰囲気が良すぎる庭
水琴窟
ひょうたん池
めちゃくちゃ癒されます。
花がとにかくキレイ
四季によって景色が変わるとはよく言ったものでさまざまな花や草木が植えてあります。
抹茶はのめず
退蔵院は庭を見ながらお抹茶をいただくことができるのですが
平日はやっておらず、飲めませんでした。
もし行かれた際にお抹茶がやっていれば
かならず飲んで帰った方が吉です。
キレイなトイレ
退蔵院のいちばん奥にトイレがあります。
とてもキレイなので散策後はかならず済ましておきましょう
まとめ
いかがでしたでしょうか
京都は実際来てみると観光客だらけで
雑多な雰囲気がありますが
あまり知られていないとっても静かで素敵な場所があります。
とくに退蔵院はお茶を飲みながら庭を楽しめる「ザ京都」といった場所です。
ぜひ京都に遊びに来た時には行ってみてくださいね!
👇ポチッと応援いただけると励みになります