感想
先制点の大切さがわかる試合だった
試合の入りは完全に広島のペースでした。
ボール保持率、パス精度、ビルドアップのスムーズさ、すべてにおいて広島が優位。
京都は自陣で耐える時間が続き、何度も決定機を作られました。
それでも、京都のGK太田選手が神がかったセーブを連発。
少なくとも3失点していてもおかしくない場面を全て防ぎ、チームを救いました。
まさにマン・オブ・ザ・マッチにふさわしい活躍。
そして訪れた数少ないワンチャンス。
- 川﨑颯太選手のスペースへの見事な走り込み
- そこへ迷わず出せた須貝選手の冷静なパス
- 平戸選手のラファエル・エリアス選手への鋭すぎるスルーパス
- ラファエル選手の鬼トラップからの逆足完璧シュート
すべてが完璧に噛み合った先制点でした。
この一点で試合の流れが一変。
広島は焦りからミスを連発し、
逆に京都は落ち着いて試合を進めることができました。
これこそが「先制点の重み」。
この一点がなければ、
試合は全く違う展開になっていたでしょう。
サッカーは流れのスポーツ。
流れをつかむことの重要性を、改めて実感させられた試合でした。
昨年の借りを返した…のか?
確かに昨年の5-0の大敗のリベンジとしては、
1-0の勝利は大きな意味を持ちます。
でも、これで「借りを返した」と言っていいのか?
いや、足りない。
昨年のピースウイングスタジアムでの1-0勝利を足しても、まだ「5-2」。
あと4点。
9月のアウェイ戦、ピースウイングで4-0で勝たない限り、
真のリベンジとは言えない。
それまでは、広島に「負け越している」と思って挑むべきです。
それぐらい5-0というのは大きい。
もちろん、広島は簡単に勝てる相手ではありません。
でも、だからこそ挑戦しがいがある。
「次回アウェイで4-0で勝つ」
この明確な目標を掲げ、
9月の広島戦に臨みたいと思います。
京都サンガF.C.に求めるもの
この試合は大きな勝利ですが、
ここで浮かれてはいけません。
13年間見てきましたが
京都サンガF.C.は、
勝った後に油断して崩れることがあるチーム。
だからこそ、
勝って兜の緒を締めよ。
- 勝って驕らず
- 勝って浮かれず
- 勝って勘違いせず
- ただひたすらに謙虚に、淡々と勝ちに行く
そういうクラブの方が、
最終的に強くなれるし、かっこいい。
そして、次の試合は中3日で柏レイソル戦。
ここで負けたら、
今回の勝利の意味は半減してしまう。
リーグ2連勝?
もう忘れましょう。
大事なのは、
次の柏戦で勝つこと。
サンガが本当に強いチームになるためには、
「勝ち続けること」が求められる。
勝って兜の緒を締めろ。
勝って、淡々と次に進め。
次の試合も、絶対に勝ちに行きましょう!
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