10人(実質9人)の京都が見せた執念のプレー
ということで
京都サンガF.C.は
サガン鳥栖に
2-0で勝ちました。
この勝利で京都は降格圏との差を広げ、
一方の鳥栖はJ2降格が決定する波乱の展開となりました。
前半:早期退場で苦しい展開に
試合開始早々、京都は何度も決定機を作り出しますが、
練習不足か決定力を欠く場面が目立ちました。
さらに11分、
京都GKのク ソンユン選手が
エリア外で相手選手と接触。
得点機会阻止で一発レッドカードとなり、
京都は80分間10人(実質9人)での戦いを強いられます。
数的優位に立った鳥栖は
ボールポゼッションを高めますが
決定的なチャンスは作れません。
逆に京都は守備からの素早いカウンターで、
退場前と変わらぬ攻撃を仕掛けます。
後半:10人の京都が見せた執念の2得点
65分、京都に待望の先制点が生まれます。
マルコ トゥーリオ選手のミドルシュートが
相手DFに当たってゴールネットを揺らしました。
追い込まれた鳥栖は攻撃の手を緩めません。
しかし89分、京都の福田 心之助選手が
鮮やかなドリブルから追加点を奪取。
最後は鳥栖のマルセロヒアン選手も退場となり、
京都が2-0で勝利を収めました。
感想
内容はどうあれ勝点3を取ったことが非常に重要
正直、前半の京都の決定機の外し方は目を覆いたくなるほどでした。
前半の幾度もあった決定機を決めていれば、
ク ソンユン選手の退場プレーもなかったはずです。
決定機を外さないために、
いったい何回居残りシュート練習をしたのでしょうか。
しかし
今節は内容よりも勝点3が必要だったので、
結果オーライと言えるでしょう。
京都は9人でよく戦った…が
京都は佐藤響選手がスタメンだったので、
実質9人での試合でした。
佐藤選手は本当にもうJ2やJ3のチームに行って、
もう一度きちっとした評価の上で
キャリア構築した方がいいでしょう。
現状は曺 貴裁監督のお気に入り枠で出場しているだけです。
本当に足の引っ張り具合がひどく、
チャンスブレイカーであり、
ピンチメーカーになっています。
彼自身の成長を考えても
京都から出た方がいいでしょう。
先週、守山でのテストマッチを見に行きましたが、
鈴木冬一選手がスタメンでないのが本当に謎です。
スピードは佐藤選手の方があるかもしれませんが
サッカースキル、サッカー脳、キック精度、
カバーリング、スペース、切り返し、
全て鈴木冬一選手の方が上回っています。
曺 貴裁監督にとって
湘南時代よりも
流通経大への恩義の方が
大きいのでしょうか。
佐藤選手が1人入ることで
京都は1人足りない状態なので
かなりリスキーです。
相手もスカウティングしているので
基本的に相手の右サイド(京都でいう佐藤選手のいる左サイド)から攻められます。
佐藤選手は曺 貴裁監督がいなくなったら
試合に出られなくなるので、
勘違いするのではなく
もう一度キャリア形成した方が良いでしょう。
ちなみに佐藤選手は子どもにも優しくファンサしてくれるとても良い選手です
福島主審は一度やり直した方がいい
Jリーグが世界のリーグランキングで上位にあがらないこと
日本代表が世界ランキングで上位にあがらないこと
これは日本が「審判神格化」主義だからです。
今節の福島主審は本当にひどかったです。
見えていない。全然見えていない。
判定に一貫性がなく、
現場で見ているお客さんも
選手もみんなついていけていませんでした。
ク ソンユン選手のドグソは正直わかりませんが
福田選手の2点目なんて明らかにゴールに入っていたのに
あの位置で見えておらず流しています。
私も周りのお客さんも
みんな 「入ってる!入ってるて!!!!!」って大叫びでした。
主審は「ん?」みたいになって
慌ててゴールにしている始末。
マルセロ ヒアン選手のレッドカードも最初全然見えていません。
宮本選手とサンガベンチが思いっきり抗議してようやくVAR。
選手の人生がかかっている試合なので、
審判も誤審があったり至らないところがあれば講習等すべきです。
審判は神様ではなく人間です。
失敗もあるかもしれませんが
それをどう認めて修正し、
活かしていくかが重要です。
日本の「とにかく審判絶対」の神格化では
Jリーグの質は絶対に上がりません。
ちなみにカンプノウでサッカーを見に行った
リーガエスパニョーラでは誤審、誤審疑惑があれば
その日のテレビニュースで徹底的にリプレイして
審判の判断が間違っていたのかどうかを検証します。
それでいいんです、それで。
勝って兜の緒を締めよ
なんとか降格争いのライバルに勝てましたが
実は全然安心できません。
降格圏の磐田と勝点6差です。
さらにこの後は
・広島 ・川崎 ・鹿島 ・町田 上位陣との対決です。
特に広島、町田は優勝争いをしていて
絶対に負けられない姿勢で挑んできます。
かなり難しい連戦になります。
今日の勝ちを無駄にしないためにはまず広島。
広島に勝たないといけません。
結論:厳しい現実を直視し、真の成長を
今回の勝利は喜ばしいものの
京都サンガF.C.の抱える問題点が
あらわになった試合でもありました。
決定力不足、戦術的な課題、 佐藤選手起用の疑問点など
改善すべき点は山積みです。
しかし、この厳しい現実から目を背けずに向き合うことこそが、
チームの真の成長につながるはずです。
残留争いはまだまだ続きます。
次節の広島戦に向けて、 チーム一丸となって準備を進めましょう。
そして私たちサポーターも、
厳しい目で応援し続けることで
京都サンガF.C.の成長を 後押ししていきましょう!
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