感想
「行くんじゃなかった」と思う試合内容だった
結果は、京都1-6名古屋でした。
結果はもちろんですが
内容がひどすぎて話にならない
といったところです。
名古屋が強かったのはまちがいありません。
正ゴールキーパーがケガでいないのにも関わらず
マテウスと相馬がキレキレでしたね。
仙頭も怖すぎました。
ただ、京都サンガがダメすぎて
ぼくは1-3になった時点でスタジアムを後にしました。
アウェイまでいって
途中で席を立つのはなかなかです笑
見ているの時間のムダだなと思ったのと
帰りの電車がバカ混むと思ったからです。
「行くんじゃなかった」と思っていますが
行くと決めたのも
チケット買ったのも
ホテルをとったのも自分
なので、そこは自分の責任です。
審判云々の話ではない
現場で見ていましたが
審判がひどすぎて試合が壊れた
というのは1つあります。
倒れたら笛。
カードの基準もあいまい。
案の定、前半にイエロー2枚で川﨑が退場。
後半、まるまる1人足りない状況。
この状況でスコアは1-6。
審判はこの運営方法に満足しているのか?というところと
基準が定まっていないレベルの審判がイキっている以上
国全体で国内リーグであるJリーグがもりあがることはないし
日本代表が強くなることもないと思いました。
しかし
今回の京都サンガは審判うんぬんの話ではなく
スキル、采配、すべてに置いてダメすぎて話にならんかったです。
本当に審判がどうとか言うレベルではなく
自分たちの問題です。
審判がひどかったのは事実だがそれでも結果は変わらない
自分たちの問題
審判もひどかったし
名古屋も強かったです。
ただいちばんの問題は京都自身にあると思っていて
現場で試合を見ていて思ったこと
- パスが下手すぎる
- クロスが悪すぎる
- せっかく奪ってもすぐに取られすぎ
ここ1ヶ月ずっと同じことを言っていますが
とにもかくにもパスのクオリティーがダメです。
あきらか練習不足。
J1の相手チームと比べると
パスがズレすぎ、ひっかかりすぎ。
クロスはテキトー
走って走って走ってプレスして
なんとか奪っても
次のプレーですぐに奪われる。
失点シーンもほとんどが自分たちのミスから派生。
スカウティングされはじめてから
相手を上回った試合ってないんですよね。
ほとんどの試合が
相手よりプレイスキルが低くて負けているという印象です。
で、1-6は言い訳できません。言い訳無用の練習不足です。
まずは止めて蹴るというところから川崎フロンターレに教えてもらうべき。
とりあえず全員でパスの練習からやり直しましょう。
ズレとか
運任せのパスは
J1では通用しないことは散々わかりました。
ルヴァンカップは捨てよう
来週ルヴァンカッププレーオフの2戦目サンガスタジアムで試合がありますが
捨てましょう。
J1残留、来年もまたJ1で戦いたいなら
ルヴァンは捨てましょう。
ぼくのサンガ友達が
まだ負けが決まったわけじゃない!
ホームで5-0で勝てばいい!
あきらめたらそこで試合終了!
っていっていましたが
ありていに言って違います。
今回1-6というスコアになった以上
ホーム&アウェイ方式であるカップ戦は捨てるべきなんです。
理由はぜんぶで3つです。
- 最大の目標は残留だから
- 5点を取りにいくということ
- 高校サッカーなら諦めたらダメ
もはや1-6になった時点で
リスクはすべてカット、「損切り」でOKです。
今回そういう試合をしてしまったんです。
「熱い魂」「あきらめない心」とかそんなんは
1-6になる前に出すべき。
結果を受け止めるべき。
ぼくたちの目標は残留
はっきりとさせておく必要があるのは
京都サンガF.C.が今年かならず達成すべき目標は
15位でフィニッシュすること。
コレ以外ありません。
京都サンガがここから強くなるためには
もう2度とJ2に落ちたらダメなんです。
昇格1年目に落ちるクラブがたくさんいます。
落ちるとまた12年間上がってこれません。
プレーオフ2戦目、5-0を取りにいくために
レギュラー選手を出して
ケガしたら終わりですよ。
川﨑や荻原のケガで失速した経験を思い出しましょう。
ケガしなくても
その次の大切なアウェイ鹿島戦を
疲労リスクありで戦うことになります。
5-0狙いにいって
たとえ奇跡がおきて
ルヴァンカップの8強に入れても
降格したらなんの意味もありません。
次節ホームで5-0を狙うよりも
6/18アウェイ鹿島戦をドローで終わること。
鹿島相手に負けないこと。
勝点1取れればOK。
そのためだけに2週間を使うべきなんです。
1-6というスコアはある意味あきらめがつくスコア。
切り替えてリーグ戦にすべてを注がないと
本当にリーグ戦で崩れて取り返しのつかないことになります。
5-0というスコアにするためには?
サッカーで5-0というスコアがどういうものなのか?
キジェ監督が就任してから
最高得点が2021年4月のギラヴァンツ北九州との6-1ですね。
ウタカのハットトリックと
バイスの2得点があれば5点確定です。
そういうことなんです。
サッカーで5点取るというのは
気合いとか
スタジアムのノリとか
がんばるとか
サポーターの熱い魂とか
そういう要素だけでは正直足りない。
圧倒的な力の差か
圧倒的に相手が不調であるか
の2択です。
5月に調子の悪かった名古屋にすら
勝ちきれなかった京都が5点取れるのか?
なんですよね。
リーグ戦はここ5試合で3点しか取れていません。
現状、そんなチームなんです。
ルヴァンカップに5点を取りにいくのであれば
リーグ戦に1試合ずつ1点追加した方がいいです。
プロだから諦めたらダメ?
スポーツは諦めないこと。それが大切
選手や監督も「まだ敗退が決まったわけじゃない。諦めていない」
と言いますが、違います。
ビジネスでも投資、恋愛でもなんでもそうですが
引く勇気のほうがたいせつ。
損害を大きくしないためには
辞めることも大切です。
ようするにどこで「損切り」するか。
目的を達成するために、不要なものはやめる。
という勇気こそ本当の勝負事は大切です。
プロは「諦めないこと=良いこと」ではないですよね。
プロは「目的のために最善の方法を取捨選択してやる」です。
京都サンガの2022年ぜったいに達成しないといけない目標は
今季降格しないこと。
ルヴァンカップのベスト8ではありません。
そもそもルヴァンカップを諦めていないのであれば
今回1-2になった時点で引くべきでしょ。
1人少ない状況で
1-2にできたんであれば
次を考えて引いて守って1-2で終わっておくべき。
それであればホームで1-0でOKだったので
可能性はぜんぜんあったんです。
1人足りない状況でも前がかりになって
2-2を狙いに行って1-6。
チャレンジしたことは次のリーグ戦につながりますが
ルヴァンカップのベスト8狙いの采配ではありません。
次の可能性を壊したのは今回の采配です。
1-6になってるのに
プレーオフ2戦目
「まだ可能性がなくなったわけじゃない」
とリーグ戦にまで影響がでるような無謀はやめてほしいですね。
まとめ
まとめます。
- 6/11はレギュラーメンバーは出さないこと
- 疲労リスクとケガリスクを最小限にする
- 照準をあてる試合は6/18アウェイ鹿島戦
です。
6/11は捨てると言っても前向きな捨て試合です。
ここまでほとんど試合に出れていなかった選手や
二種登録の選手だけで編成して
J1の雰囲気や試合経験を積んでもらいましょう。
結果的に未来の京都のためになるし
負けてもいいので思いっきりプレーすることができると思います。
逆に公式戦でそんな試合もありません。
若い選手のチャンスの場です。
躍動してほしいですね。
👇ポチッと応援いただけるとブログ更新の励みになります!