今日は水曜日祝日なので
まったりコラムを書きます。
先に結論(言いたいこと)を言うと
もう……すべてのサウナを静かにしない?
です。
このコラムで提言したいこと
ということです。
サウナをはじめて2年。
好きなサウナ施設と
そうでないサウナ施設で
はっきりと分かれる箇所が
うるさいか、うるさくないか
です。
そう考えると
社会の変化に即した「黙浴」の重要性が浮かび上がってきています。
本記事では、
温浴施設での新たな入浴スタイルが浸透する意義と
その背景に迫りながら、
社会の変化に即した適切な施設運営を模索していきます
ビールを飲みながら
まったりと読んでください。
社会的変化と浴場へ行く理由の変化
温浴施設の入浴スタイルの変化
今回の記事を書こうと思ったきっかけは
「京都のしきじ」といわれる
銭湯サウナの最高峰白山湯高辻店行った時です。
白山湯は
- アチアチのサウナ室
- 飲める地下水水風呂
- 銭湯とは思えない露天風呂
と490円(2024年3月現在)では
ありえない最高の施設だったんですが
それを凌駕して悪かったところは
ということでした。
人気が故に
様々なお客さんがきて
サウナ室は大声で話す人ばっかり。
テレビの音も相まって
とても自分と向き合う場所ではありませんでした。
非常にもったいない!!
と感じたからです。
温浴施設の入浴スタイルの変化
銭湯は庶民の社交場!交流を深める場所だ!
って言ってくる人もいることは
重々承知しています。
しかし声を大にして言いたいのは
うるせー時代は変わっとんじゃ
です。
昔の大衆浴場が賑やかな場であったのは
まだ風呂がある家が少なかった時代。
居酒屋やスターバックス、喫茶店など
気軽に交流する場所がなかった時代。
っていうかネットがなかった時代。
もっといえば
スマホはおろか
携帯電話、なんなら自宅電話もなかった時代。
その時代は
毎日行く銭湯で交流することによって
情報交換をしていたわけです。
しかし
昔の大衆浴場が賑やかな場であったのに対し、
今、現代人が
温泉や温浴施設、サウナ施設行く理由は
癒しです
交流ではありません。
癒しです。
静寂やプライバシーを求める傾向が強まっています。
このようなニーズに応えるため、
サウナ施設側も含めた「お一人さま」推奨が重要と言えます。
っていうか
現代で
「交流目的で温浴施設に行っている」と言えば
他の意味になってきます。
「黙浴」とは?
「思いやり浴」とも呼ばれる「黙浴」は、
他人との距離を保ちつつ静かに入浴を楽しむスタイルです。
コロナ禍の感染防止対策で
広まった言葉ですが
コロナがあけてからも
「黙浴」の方がいいじゃない!
と気づいた施設は
そのまま「黙浴」利用を続けています。
温浴施設で進む「黙浴」の流れ
社会的変化と施設運営への提言
むずかしいことを言えば
最近の社会は多様性が尊重され、
個々の価値観やプライバシーが重んじられる傾向が強まっています。
この社会の変化は温浴施設にも影響を与えており、
以前とは異なる入浴スタイルや心地よい空間が求められています。
こうした流れの中で、
施設運営における新たな視点が必要とされています。
人気施設はこぞって「黙浴」にしている
私はこれまで全国の有名サウナに行きましたが
人気があるサウナほど「黙浴」を徹底している
ということです。
たとえば
私が好きな池袋のかるまる。
ここは徹底して「おひとり様」利用のみ。
それによって友達と来ることができないので
全員がソロでサウナに行くことになります。
私語はもちろんありません。
サウナ室も、浴室も外気浴も静かに
それぞれの時間を楽しんでいます。
次にサウナの聖地しきじ。
ここは浴室に
でっかく「黙浴」と書かれています。
もちろん誰もしゃべっていません。
浴室には水風呂の滝の音のみ。
最近一気に人気施設の仲間入りをした
サウナ東京は
2階サウナエリアのみ「黙浴」
です。
いずれも大人気施設で
たくさん利用客はいますが
みんなが静かにしているおかげで
騒々しさはなく
落ち着いてサウナ時間を楽しむことができます。
施設の生き残りは「癒し」があるかどうか
このように人気施設は
こぞって「黙浴」スタイルをとっています。
理由はかんたんで
どれだけ施設が良くても
バカ客が大声で話すと
浴室は響くのでうるささ20%増し
さらに他の客がうるさいと「癒し」は半減するからです。
せっかくお金を出して良い施設を作っても
うるさくてストレスが溜まるなら
お客さんは行きません。
少なくとも私は行きたいと思えません。
お金を払って
他の客のくだらん話は聞きたくないんです。
だから断言できますが
今後、現代の客は風呂(サウナ)に癒しを求めにきている
というニーズが理解できない温浴サウナ施設は
客の話し声により
淘汰されていきます。
白山湯めちゃくちゃ良かったけど、うるさいのでもう行きません
プライベート風呂やプライベートサウナは別
ここまで書いてきた「黙浴」推奨は
あくまで大衆浴場の場合の話です。
最近多くなったソロサウナや
グループで行けるプライベート温泉、プライベートサウナは
家族や友達、カップルで
ワイワイとやっても良いと思います!!
これは全く別の話で
プライベートサウナを貸し切ったら
それはもはやエンタメなんです。
なので友達とワイワイ楽しみながら
温泉やサウナを楽しんだらいいですよ!
まとめ
今後、
全国すべての銭湯やサウナ、温泉施設で
黙浴を推奨してください。
裸の付き合いがないと
繋がれない関係は
お話にならない時代です。
今、人が温浴施設、サウナ施設に
行く理由は
「癒し」です。
を求めに行っているんです。
「交流」ではありません。
社会の変化を受け入れ、
私たちは「黙浴」や「お一人さま」推奨を通じて、
社会の変化に即した施設運営を模索し、
より良い温浴体験を共有していきましょう。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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