「良い商品なのに売れない…」
そんな悩みを持つビジネスパーソンは多いはずです。
問題は“品質”ではなく、“最初に選ばれるかどうか”。
今回は『マーケティング22の法則』をベースに
なぜ「一番手」が強いのかを解説します。
最後まで読むことで“選ばれる側”に回るための視点と
実践的な行動が身につきます。
なぜ「最初に選ばれる人」が勝つのか?
マーケティングの基本は
後からいくら頑張っても
“最初に選ばれた人”には勝てないという法則。
これは「一番手の法則」と呼ばれ
市場で最初に登場したブランドが圧倒的に有利になる原則です。
● たとえばこんなブランド
- コーラ → コカ・コーラ
- コピー機 → ゼロックス(Xerox)
- スマホ → iPhone
後発の商品やサービスは性能が良くても、
“最初”の印象を超えるのが難しい。
これが「一番手の魔力」です。
【H3:これはビジネスでも全く同じ】
私は実際に新サービスの立ち上げに関わった際、 競合がいないタイミングでリリースしただけで 問い合わせ件数が3倍になりました。 「最初に知ってもらった」ことが、 そのまま信頼と認知につながったのです。
じゃあ“最初”に見せるにはどうすればいい?
意識したいのは「カテゴリーの定義」
まず意識したいのは「カテゴリーの定義」です。
たとえば自分が“2番手”のポジションにいるなら、
あえて自分の強みに合わせた「新しいカテゴリ名」を作ることで
“その分野での一番手”になれます。
● 例:
- 「英会話コーチ」→「経営者専門 英語スピーキング伴走者」
- 「営業代行」→「スタートアップ特化 営業ブースター」
このようにラベルを変えるだけで、
人の認識もガラッと変わるのです。
実際に私が試した方法
私は「SNSコンサル」という言葉が一般化していた中で、
あえて「中小企業の“人柄集客”プロデューサー」というポジショニングを試しました。
私のYouTubeをぜひ見てみてください。
無差別系発信をしています。
京都サンガF.C.のゴリゴリのファンでありながら
子育てに特化し
さらにビジネス書からビジネス系の発信もしつつ
キャンパーである。
これを中途半端にやるのではなく
それぞれに知識や体験をぶち込んで発信しています。
結果、差別化されたチャンネル登録者が増え、
競合との価格競争を避けられています。
(そうだとおもう。)
「品質の良さ」を伝えるのは最後でいい
まずは1番はじめになる
“良いモノを作れば売れる”という信念は美しいですが
それは“選ばれたあと”に効いてくる要素です。
選ばれる前には、
「誰よりも先に心を掴むこと」が先決。
たとえば営業シーンでも
「この人、ちょっと面白そう」
「この会社、なんか目立ってる」
と思わせる入り口があるかどうかで
その後の成約率が大きく変わってきます。
フレーミング効果も活用しよう
同じ商品でも「業界初」や「唯一無二」と
枠組みを変えて見せることで、
ユーザーの印象は劇的に良くなります。
これを“フレーミング効果”と呼び、
心理学でも効果が証明されています。
「選ばれる力」は全ビジネスに効くスキル
- プレゼンの場面
- 営業の第一声
- SNS投稿の一行目
このようなすべてのシーンで
「最初の印象」で勝負が決まってしまいます。
だからこそ、“最初に選ばれる技術”を
ビジネススキルの中心に据えるべきです。
あなたも“選ばれる人”になれる
最初に名前を覚えてもらうこと、
最初に目に入るポジションを取ること、
この「最初」の積み重ねが“選ばれる人”の共通点です。
『マーケティング22の法則』をヒントに、
あなたも今の仕事の中で“最初になる戦略”を立ててみてください。
【関連リンク】
▶ 書籍リンク: マーケティング22の法則: 売れるもマーケ 当たるもマーケ
http://msm.to/JFIIFPs
「最初に選ばれる人の秘密とは?『マーケティング22の法則』で売れる戦略を解説」