こんにちは
39歳サラリーマンブロガー2児の父です。
今回は石田勝紀著【子どもの自己肯定感を高める10の魔法のことば】という本の中から
『親が子どもにぜったい使ってはいけない3つの呪いの言葉』をシェアします。
本書は教育の分野で30年間活躍されている石田勝紀氏が
『親が使う、子育てに必要なことば、使ってはいけない言葉』をまとめられた本です。
本記事は・・・
・子どもが言うことを聞かない
・子どもが勉強をしない
・子どもにはどういった言葉をかけたらいいか・・・
といったお悩みや
育児、子育てにちょっと疲れたママパパにむけて
『ことば』で子育ては変わるんだよってということを解説します。
参考にしてくださいね
子どもにぜったいに使ってはいけない3つの言葉
では
さっそく結論からシェアします。
親が子どもに
ぜったいに使ってはいけない3つの言葉は
- 早くしなさい
- ちゃんとしなさい
- 勉強しなさい
です。
実はこの3つのワードは
母親が子どもにかける言葉トップ3であり
日常的に口癖になっている親も多いです。
しかし
この3つのワードこそが
子どもの自己肯定感を破壊する
マイナス効果100%の呪いの言葉なのです。
一つ一つ以下で解説していきます。
自己肯定感とは
- 自分を価値のある人間である
- 素直に大切な存在であると感じる心
自分が好きで
自分に自信を持つ心です。
自己肯定感は子どもの幸せな将来につながっています。
早くしなさい
子どもが傷つくような言葉は使わないように気をつけている
というお母さんも
ついつい口に出しているネガティヴワードがあります。
『早く学校にいきなさい』
『早く寝なさい』
といった『早く○○しなさい』といった言葉です。
『早く』という言葉は
親が子どもによく使う副詞です。
かんたんに使ってしまうけれど
子どもにとっては自己肯定感をさげる呪いの言葉になっています。
子どもと大人の時間の感覚は違う
『早くしなさい』は親の目線、親の感覚でしか言っていない。
ものすごく大前提として
大人の僕たちが抑えておかないといけないことがあります💡
子どもと親の時間の感じかたには大きな違いがあることをご存知でしょうか?
僕も本書でめちゃくちゃ気付かされた部分でした。
ジャネーの法則によると
とのことです。
たとえば
10歳の子どもにとって1年は1/10ですが
40歳の親にとって1年は1/40です。
単純にいうと
40歳の親の1時間は
10歳の子どもの1時間の10倍であり
大人にくらべて子どもは
10倍もゆっくり時間が流れているということです。
『早くしなさい!』⇨『今やろうと思っていたのに!』
というやりとりって誰もが経験したことありますよね。
あれってのは親子の時間感覚のズレから発生しているものなんですね。
子どもたちの時間は大人に比べてゆっくりと濃密に流れている
ということをしっかり把握しておく必要があります。
なので
親の感覚で『早くしなさい』って言われても
子どもには響かないんです。
『早くしなさい』はただのアラーム化になっている
『早くしなさい』はただのアラーム化している
『早くしなさい』のもう一つの問題点は
子どもにとってアラーム化している
ということです。
たとえば
「早く学校へいきなさい」
と毎朝子どもに声をかけているとします。
「早くしなさい」という声かけを毎日繰り返すことによって
【親が早くしなさいと怒鳴ったら家を出る】
というルーティーンが子どもに出来上がっています。
親の「早くしなさい」が
子どもにとって行動するアラームになってしまっていて
子どもは親が「早くしなさい」というまで行動しません。
本来なら
子ども自身が自主的に「時間になったら家を出る」という習慣を持つべきなのです
親が「早く」を言い続ける限り
子どもは安心して時間を守らず行動を起こさない。
全く逆効果になっているということです。
『早くしなさい』がアラーム化になったら逆効果