こんにちは
毎朝5時から朝活をして
『読むだけで少し人生の生産性を上げるブログ』を書いている
パパスタ@papasta7と言います。
今日は日曜日なのでまったりコラムを書きます。
しかも時事ネタに挑戦します笑
というのも
最近見たニュースで
これは、ぜったいに同じ過ち繰り返すやん!!
と思ったからです。
あくまで個人的な感想になるので
ビールでも飲みながらダラダラと読んでください。
トヨタ自動車だいじょうぶか?
最初に結論を言うと
トヨタ自動車だいじょうぶか?
です。
気になったニュースがこちら
豊田自工会会長「全部EVは間違い」 エンジン車規制強化、雇用減招く
こっちはもっと詳しく載っています。
「全てEVに、は違う」 自民総裁選を前に自動車工業会長が牽制
自民党総裁選にあわせて豊田社長が釘を刺す感じなんですが
要約すると
- 政府へすべてEV(電気自動車)にするっていう目標は立てるなよ
- そんなことしたら日本の雇用が守れなくなるぞ!
ということです。
これパッと見は
トヨタは雇用を守ろうとして偉いなー
って思うかもですが
ぼくはもう真逆の感想で
トヨタ様がこんなこと言ってたらいよいよ日本ヤバイぞ
って思いました。
以下で詳しく解説します。
テクノロジー鎖国のはじまり?
日本経済の衰退は少子高齢化により
人口がどんどん減っていることは言わずもがな
トヨタが今後、EV(電気自動車)ではなく
ガソリンや水素をエネルギーとする内燃車(エンジンを積んで走る車)に行こうとしているのであれば
日本の自動車業界は衰退し
世界のEVメーカー(今出てきていないメーカーも含めて)に日本の自動車産業、市場は奪われると思います。
確実に世界の流れはEV車&自動運転車に動いていて
今さらガソリン車や水素車に向かうことはないからです。
アメリカやこれから市場が広がるインド、アフリカで
日本の内燃車(エンジン搭載車)が売れる未来ってのは想像できません。
そんな中、
日本だけ『ぜんぶEV車にしたら(エンジンを無くしたら)雇用がなくなるー!ダメー!』
って言って内燃車を作っても世界では売れないし、
日本市場も格安で安全で維持費も安いEV車に需要が高まるので
いずれ内燃車での雇用はなくなります。
内燃車にこだわって守る雇用は、もってこの先10年です。
世界基準ではガソリン車はNG
世界的に温暖化対策でガソリン車はNGになっています。
日本だけ鎖国してガソリン車乗り続けるって方針も
ガソリンを輸入して頼っている限りありえません。
トヨタは電気自動車ではなく、内燃機(エンジン)を残したいので
『日本は技術がある、ガソリン車がダメなら水素車で勝負だ!』と
水素車に舵を切っていますが
冷静に考えて
みなさんの街に水素スタンド(ガソリンスタンドみたいなもの)って
どれぐらいあるでしょうか?
ガソリン車⇨水素車の流れを作るためには
どこかでガソリン車&水素車が同時並行で走る時代が出てきます。
そうなると水素スタンドと
ガソリンスタンドを同時並行で作って運営する必要があります。
今のガソリンスタンドの数なみに
これから水素スタンドを作れますか??
って話です。
水素スタンド開設費用は、2、3億かかると言われています。
そんな水素スタンドをガソリンスタンドを残しつつ
都会の一頭地や田舎にもまんべんなく作ることができるんですかね。
それだけお金をかけて日本各地に開発しても
結果的に海外の高性能で高コスパ、家やスーパーで充電ができるEV車が日本上陸したら
誰も水素車なんて乗らなくなるっていう未来がめっちゃ想像できます・・・。
同じ過ちをくりかえすのか
日本はすでに2回失敗しています。
- インターネット
- デジタル分野
です。
インターネットでの失敗
1990年代、ちょうど日本がバブルのころ
世界では【インターネット】と【デジタル】が途上し始めて
確実にインターネットでテクノロジーを爆進させることに挑戦をしようとしていました。
そのころ日本は『技術先進国』で
電機産業は『モノづくり世界一位』として
世界をひっぱっていました。
しかし日本はインターネットやデジタルに対して
- インターネットはよくわからない
- デジタルでバグが起こったら大変
- あんしんあんぜんなものはアナログ
- アナログでぶっちぎって良いものを作るのが日本の技術!キリッ!
って感じで否定し
アナログで良いものを作れば世界でも勝負できる!!
と独自路線を歩みました。
結果的に30年後の今
インターネットやデジタルに力を入れていたアメリカにぜんぶ持っていかれました。
Microsoft、Apple、Google、すべてアメリカの企業です。
インターネットの世界で
日本は大幅に出遅れていて電機産業の衰退にもつながっています。
スマホでも大ごけ
日本製のスマホで大人気の機種ってありませんよね。
iPhoneと勝負できるような日本製スマホって
コレから先も出てこなさそうですよね。
これもインターネットと同様、はじめたiPhoneが日本に来たとき・・・・
日本は
- スマホとかよくわからん
- ガラケーで十分
- ワンセグが見れない!
って言うてたんですよね・・・。
iPhoneが日本に来ました!
というニュースでは
渋谷でインタビューに答えていた女の子が
ナニコレー!ボタンひとつしかないじゃん!
って言っていました。
10年後日本の技術の塊ガラケーは駆逐されました。
今から思うと滑稽(こっけい)ですが
次は自動車産業でも同じことが起きようとしています。
電気自動車
今、日本で電気自動車や自動運転と聞くと
- 電気自動車とかよくわからん
- あんなものはおもちゃや!
- 自動運転とかあぶないやろ
- あんしんあんぜんなガソリン車で十分
という意見が多いですよね…。
過去とまったく同じことをしようとしています。
すでに世界では電気自動車が標準になっていて
自動運転の技術も超向上しててい中国やヨーロッパではガンガン走っています。
そんな中、雇用を守る!
とか言って世界標準に向き合わず
独自路線に行くことは非常に危険だなあと
(過去の経験から)
日本の市場だけで自動車が売れるならいいけど
(日本人だけ古いタイプの内燃車を買い続ける)
日本の市場は人口減少でどんどん減っていくのですぐ頭打ちになります。
そもそも日本人だってわざわざ高いお金をだして
ガソリンや水素を給油しないといけない車を買うより
家で気軽に充電できて安くて便利な電気自動車を買うと思います。
もちろん世界に輸出したって世界の人もわざわざ内燃車を買いません。
これから100%市場が大きくなるインドやアフリカで
わざわざ莫大な費用かけて水素スタンド作って
高価な内燃車乗るわけないですよね
ぼくたちは今後世界に向けてビジネスをしなあかん!
って言うてるのに衰退していってどうすんねん!と。
思いました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ぼくはトヨタもバカじゃないので
世界標準がどうなっているかを知らないわけないと思っていますが
万が一、トヨタがこのまま内燃車にこだわっていくのであれば
日本の自動車産業は無くなると思います。
テスラや中国の電気自動車はもちろん
いま、この世にまだ存在していないEV車を作るユニコーン企業たちが
一気に日本市場を押さえ込みにきたとき
雇用なんて守れるわけないですよ
だからこそ今の世界の流れをきちんと汲む必要があると思うんです。
(早く自動運転車とUberきてほしい)
こういうのを『テクノロジー鎖国』と勝手に呼んでいて
日本でUber(タクシーの方)が入ってこないことや
自動運転の法整備が全く進まずに遅れをとっていることも非常に懸念しています。
こういった予想の話はこちらの本で学びました。
未来を学ぶのはすごく大切です。
それは『今を学ぶ』ってことだからです。
ホゲェ〜と目の前のことだけ思考停止してやっていればよかった時代は
とっくに終わっています。
勉強していきまよ
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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