私の梨状筋症候群との出会い
42歳で始めたランニング
2024の夏、私は人生最大の挑戦に踏み切りました。
42歳、デスクワーカーの平凡な日常から、
ランニングへの情熱が私を突き動かしたのです。
理由はかんたん
健康診断で脂肪肝の診断を受けたから
ランニングを習慣化するために
2025年2月にある京都マラソンに申し込みをしました。
ハーフマラソンに向けて22kmランを敢行
そして先日の日曜日、22kmのランニングに挑戦。
これまでの自己記録を大きく更新する、
私にとって画期的な出来事でした。
しかし、43歳の体に訪れた
22kmランニングの疲労・・・
それは壮絶なものでした。
痛みとの遭遇:梨状筋症候群の衝撃
ランニング後、私の体に起こったことは
想像以上に過酷なものでした
- 腰に重圧感
- 足の付け根からお尻にかけての激しい痛み
- 立ち上がるのも困難なほどの痛み
最初は普通の筋肉痛だと思っていました。
しかし、3日経っても痛みが引かず、
インターネットで調べたところ、
私の症状には名前がありました。
それは
梨状筋症候群
梨状筋症候群とは?専門家の解説
梨状筋(りじょうきん)という、
お尻の奥を横切る小さな筋肉があります。
この筋肉の下を坐骨神経が通っているため、
何らかの原因で神経が圧迫されると、
激しい痛みが生じるのです。
リスクがある人の特徴
梨状筋症候群になりやすい人の共通点:
- 長時間座り続ける仕事をしている
- 定期的な運動不足
- 急激な運動量の増加
- 柔軟性の低さ
- 肥満気味
私の場合デスクワーカーとして、
1日ほとんどを椅子に座って過ごし、
週末だけ猛烈な運動。
まさに「やりすぎ」の最たる例でした。
- 急激な距離延長(10kmから22kmへ)
- デスクワークによる慢性的な筋肉の硬直
- 不十分なウォーミングアップ
- 走り方の未熟さ
改善への道のり:私が実践した対策
1. 正しいストレッチング
- 股関節周りの柔軟体操
- 内転筋のストレッチ
- ゆっくりとした、痛みを伴わない動き
激しいストレッチは逆効果。
痛みを感じない程度の、
優しいアプローチが鍵となります。
無理に伸ばそうとせず、
身体の声に耳を傾けることが大切です。
2. 走り方の改善
- ニュートラルポジションの意識
- 足の着地方法の修正
- ケイデンス(ピッチ)の調整
走り方は怪我の元凶になりがちです。
足を内側や外側に捻じらず、
真っすぐに走ることで、
梨状筋への負担を軽減できます。
3. トレーニング量の調整
- 週間走行距離の段階的な増加
- インターバルトレーニングの導入
- 休息日の確保
いきなり距離を伸ばすのではなく、
身体に徐々に慣れさせることが重要。
休息も成長のための重要な要素なのです。
最後に:私が学んだこと
梨状筋症候群との闘いを通じて、
最も大切だと気づいたのは「身体の声を聞くこと」です。
無理をせず、自分のペースを守る。
これが、怪我を防ぎ、持続可能なランニング人生の秘訣なのです。
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