最近、
知人や友人の家族と一緒に遊んでいる際に
知人の子どもが親に寄ってきて
「何したらいい?」とか
「なにして遊んだら良い??」と聞いているのを
目撃することが多くなりました。
ありていにいって
この状況について啓蒙したいと思います。
「何をしたらいい?」
もし、あなたが自分の子どもに
「何をして遊んだら良い?」
「暇やー」と言われている場合は、
親として問題意識を持った方がいいです。
なぜなら
子どもの自主性が育っていない可能性があるからです。
自主性だけではなく
創造力や想像力も育っていない可能性があります。
子どもは本来自分で遊びを見つけて、
自分で遊ぶ力を育てます。
それによって大人になった時の
自主性や行動力につながるのです。
今日は日曜日なので
まったり子育てコラムを書きますので
ビールを飲みながら
まったり読んでください。
子どもに「何して遊んだら良い?」と聞かれたら要注意!
子どもに「何して遊んだら良い?」と聞かれたら要注意!
子どもが遊び方を親に聞くのは
成長過程で自然なことです。
しかし親が手取り足取り
遊び方や遊び道具、遊ぶ方法など
なんでもかんでも与えすぎると、
子どもの創造力や自主性が育たない可能性があります。
子どもは賢いので
自分で考えることをしないで
親の指示待ちとなります。
その方が楽だからです。
楽にたのしめるなら
「親に与えてもらった方がいい」
って気づくんですよ。
だから
公園やキャンプ場など
自分でいくらでも遊ぶことができる場所で
「何したらいい?」と
子どもが聞いてきたら
要注意です。
子どもは思考することを放棄して
与えられるの待ちになっています。
与えることは優しさではない
で、なんでもかんでも
与えている親も
悪気なんてないんです。
むしろ子どものためを思って
- どうやって遊んだらいいか
- おもちゃを与える
- 遊び方を教える
ってことをしています。
なんなら
「しっかり子育てしてる!」って
思っている人もいるでしょう。
しかし
全く逆です。
親が子どもに遊び方や
遊びを与えるのは
子どもの考える力を奪う行為なんですよね。
子どもの自主性と創造力を育む必要がある
子どもの頃に自主性は育まれる
子どもが
自分で遊びを見つける力を育むことは
将来の成長において極めて重要です。
なぜなら
自分で何かを見つけ、考えて、遊ぶという行動は
まさに大人になった時の
- 自主性
- 思考力
- 想像力
- 創造力
- 行動力
すべてにつながるからです。
逆にいうと
自分1人で遊べない子は
いわゆる「指示待ち人間」になります。
誰かに(親に)与えられることが
当たり前になっているので
自分で思考せず
ずっと待つ人間になります。
自分の親世代の自主性あるのは
我々の親世代(70代前後)
の先輩方に自主性があるのは
昔は子どもが多く
親が一人一人の子どもに遊び方などを指示したり
できなかったし
おもちゃも今の時代よりも圧倒的に少なかったです。
結果的にウチの親父やオカン世代の人間は
自分一人で遊びを考えて
想像しまくっていたんだなと思います。
だから両親を見ていても
自分で考えて自分で決める
という自主性や行動力が高いんだと思います。
放っておく力をつけよう
では具体的なアクションプランをお伝えします。
こちらの本を読んでください。
環境は与えるが、放っておく
具体的にあなたが今後する子育て方法は2つです。
- 環境は与える
ようするに公園やキャンプ場、海、川などなど
子どもが遊べる様な環境に連れて行くのは親の仕事です。
(別に連れて行かなくてもいい)
しかしそのあとは
子どもを放ったらかしにしましょう。
ほったらかしにして
あなたは見守るだけです。
子どもが
「何したらいい?」
「どうやって遊んだら良い?」
と聞いてきても
あなたは
「自分で考えて遊んでごらん」
と答えるだけでいいです。
それで子どもがその日遊べなくてもいいんです。
ちなみに
「○○したらいいやん」とアイディアの提供をするのもダメです。
親や大人が遊びの提案や遊び方を指示するのではなく
子どもが自発的にアイデアを出し、
遊びを楽しむことを見守ることです。
私はどうしているか?
我が家は
小学校4年生と1年生の男の子が2人いますが
1度も「何して遊んだら良い?」と聞かれたことはありません。
2人とも自分遊びのプロです。
小さな頃から
いろんな場所に連れて行きますが
私たち夫婦は遊び方を指示しないし
困っていても遊び方を教えたり
遊びのアイディアを伝えたりしませんでした。
今ではどこに連れて行っても
遊具やおもちゃなんてなくても
自然のモノや
そこにあるものを使って
自由に想像して勝手に遊んでいます。
最近では子どもの遊び方や
発想力に驚かされることもあるぐらいで
これが将来の力になることを確信しています。
結論
子どもの遊び方や自主性の育成は、
親の関与の仕方によって大きく左右されます。
子どもには自分で遊ぶ力を伸ばし、
自主性を育てる機会を与えることが重要です。
親は環境だけ与えて
あとは見守り、必要なときに手助けをするだけでいい。
子どもは自ら考え、成長することができます。