たまに
集まり事や公園遊び、新しい場所に行った際に
何したらいいかわからへん
と親のそばから離れず
ずっと大人や親に遊んでもらっている子どもを見ませんか?
実はコレ、要注意なんです。
子育てにおいて、
親や大人が良かれと思って
子どもに遊びを提供し過ぎることで
逆に子どもの成長にマイナスの影響を与える可能性があるという指摘があります。
子どもの「遊び」は自己表現や創造力の発揮、自主性の成長に重要であり、
親が過剰に遊びに介入する(提供する)ことで子どもの意欲や
自主性が損なわれることもあります。
本記事では、子供の遊びにおいて親が提供しない大切さについて探求していきます。
子育てにおいて子供の自立心や
創造力を引き出すための適切なかかわり方を考えていきましょう。
参考にした書籍はこちら
遊びは自己表現と創造力を育むために重要
子どもの自己表現の重要性
子どもは自己表現を通じて自分自身を理解し、
成長していきます。
遊びは子どもが自分の思いや、感じることを表現する場であり、
その表現が成長にとって重要な役割を果たします。
親が
コレを使って遊びー
とか
次はコレやってみー
とか
コレはこうやって遊ぶもんやねん
などなど
遊びを子どもに提供し過ぎると、
子どもは自分で考えなくても楽しいことができるので
自己表現の機会を失い、
自己理解や自己肯定感の発達に影響を受ける可能性があります。
遊びが子どもの創造力を発展させる
遊びは子どもの創造力を刺激し、
発展させる重要な要素です。
子どもは遊びの中から新たなアイデアや
方法を見つける力を養います。
親が遊びを提供し過ぎると、
子どもは既存の枠組みにとらわれた遊び、
大人が提供してくれる遊び方しかできなくなり、
創造的な発想力や柔軟性を失うおそれがあります。
結果的にいつも親や大人のそばにいて
「楽しいこと」を与えてもらう待ちになるのです。
親の介入が子どもの意欲と自主性を損なう可能性
「良かれ」と思って与え続ける行動が子どもの自主性を奪っている
親の介入が子どもの意欲に与える悪影響
親や大人が
子どもに遊びや遊び方、道具を提供し過ぎると、
子どもの意欲に悪影響を与えることがあります。
子どもは自らの興味や関心に基づき
「考えながら」遊ぶことで、
自己肯定感や達成感を得ることができます。
しかし、親が介入し過ぎると
子どもの関心が無視されたり、
親の期待に応えることが主眼になったりするため、
子どもの意欲が削がれる可能性があります。
自主性を損なう指示と制限
私が1番思うことは
親や大人が遊びを提供し過ぎると、
子どもの自主性も損なわれる恐れがあるということです。
親が「良かれと思って」遊びや、遊び方に対して
細かく指示をして制限をかけると、
子どもは自由に自分の思いを形にできなくなり、
自己決定力や自己管理能力が育ちにくくなります。
子どもも、自分で考えなくても
親が指示する遊びをやれば楽なので
自ら考え、自発的に行動するようにはなりません。
たかだか遊びではありますが
こういったところから自主性が
「良かれ」と思っているから問題
で、親も周りの大人も
子どもに遊び方を指示するのは
「良かれ」と思っているからなんですよね。
だれも
あいつの自主性を奪ってやれ
なんて思っていない。
この子を楽しませてあげたい
この子が暇そうにしているのが可哀想
とかそんな思いで
これで遊んでみたら?一緒に遊ぶ?
などと介入してしまいます。
さらには
子どもが自分の力で遊ばず、
大人の周りにいて指示待ち状態になっている時に
女の子(男の子)だから仕方ないよね
とか
この公園はあわないからおもしろくないよね
とか
遊具がないからこの場所では遊べないよね
とか
言い訳を作ってしまいます。
すると子どもは
これは仕方ないことなんだ。
と感じまた自分で考えることを放棄してしまいます。
子どもの遊びにおいて親が介入しない大切さ
子どもの遊びにおいて親が提供しない大切さ
親や大人にとって適切なかかわり方とは、
子どもの自立心を引き出すことにつながります。
親は子供が自ら考え、
自分で問題を解決する力を育むような環境を提供する役割を果たすべきです。
遊び、遊び方を提供するのではなく
環境を提供してあげる。
たとえば我が家はよくキャンプにいきます。
キャンプに行って「自然」という遊び場は提供しますが
キャンプ場で
「〇〇をして遊びなさい」と指示はしません。
遊び方はいっさい指示をせず、ただ見守るだけ。
木工芸工作体験があれば
体験できるよ
という情報は提供するけど
やるかどうかは子どもが決める。
そしてやる場合は手助けはするけれども
基本的には自分の力で最後までさせます。
親は遊びの環境を提供するだけ。
子どもが主体的に遊びを創り出せるようなサポートをすることが重要です。
遊びの場や集まりに行っても子どもに干渉しない
子どもが遊びの場や、集まりに参加したとき、
親は積極的に干渉する必要はありません。
(たとえば学童保育の行事や、保育園、小学校の行事です。)
子どもには自主的に関わりを築いていく機会を与え、
他の子どもや大人たちとの交流を通じて自己表現や協力の力をつけることが大切です。
また親戚の集まりでも同じです。
つまんなそうに大人のそばにばかり子どもがいると要注意。
指示待ちになっている可能性があります。
家から自分の好きな本や、
おもちゃを持っていってもいいし
想像力を働かせれば
いくらでも遊びはあります。
親や大人は
放っておく力を身につけましょう。
まとめ
子育てにおいて、子どもの自主性を尊重したコミュニケーションが重要です。
親は子供の自己成長を促すサポート役として存在しますが、
過剰な介入は避けるべきです。。
子どもの自己表現や創造力を育むためには、子ども自身が主体的に遊びを行い、
自己成長を経験することが重要です。
子どもの個々の成長を尊重し、
自己表現や創造力を育む環境を提供することが心がけましょう
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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