最近の学校の教育って、ちょっと古くないですか?
我が家には小学3年生の長男がいるんですが
実際に3年間小学校に通わせて
ここまで時代遅れなことをしてんのか!!
と思っています。
社会はどんどん変化していて
テクノロジーも進化してるのに
教育制度は何百年も変わっていないとか
「なにしてんねん!!」って感じで
ちょっと心配になりますよね。
なんでこんなに昔からの教育スタイルがまだまだ続いてるのか?
今の時代に必要なスキルって変わってきているのに
教室でやっていることは
まだまだ古いやり方が主流なんです。
この記事では私が感じた「日本の教育の問題点」をわかりやすく解説します。
のんびりビールを飲みながら
ダラダラと読んでみてください。
はじめに
はじめにお伝えしますが
これまで小学1年生から3年生まで
長男を受け持ってもらった担任の先生は
めちゃくちゃ熱心かつ、ていねいに教育実践していただけました。
本当に長男は運が良く、良い先生にあたっていて
夫婦とも信頼して先生にお任せできていたことは
先に書かせてください。
そのうえで今回書きたい結論は
- 産業化時代の価値観に基づいた日本の教育制度
- 学生は学校の指示に従い、情報を暗記して反復しているだけ
- 産業時代の教育は従順さと正確さを重視していた
- 現代社会では創造性とコミュニケーション能力が重要視されている
- 現行の教育制度にはこれらのスキルを育む機会が不足している
現代の社会は急速に変化していますが、
日本の教育制度は何百年も変わっていません。
産業化時代の価値観に基づいた
集団での行動や指示への従順さが重視される一方で
現代の社会では
クリエイティブな発想や自己表現、コミュニケーション能力が求められるようになっています。
このギャップにより
日本の教育制度が古いままであることに
私は危機感を感じています。
産業化時代の価値観に基づいた教育制度のまま
学校教育の変化が遅れている
現代の社会は急速に変化していますが、
学校の教育制度はその変化に対応できていないどころか
世界的に見ても遅れすぎと言われています。
技術革新や、AI化、グローバル化により
新しい職業が生まれ、
多様なスキルが求められる社会になっていますよね。
コレ、社会人であれば
誰もが肌感でも感じていると思います。
しかし、日本の学校教育は依然として
伝統的なカリキュラムや教授法に固執しており、
学生たちが将来の社会、実際の未来で必要とする能力を身につけることが難しくなっています。
チャイムで管理されている
学校では子どもたちは集団で行動し、チャイムの音によって支配されています。
もうコレがすべてだと言えます。
今の日本の学校制度は
私が小学生だった30年前と変わっていません。
1日中、学生は指示に従うだけです。
座って教科書を取り出しノートに書き写し、問題を解きます。
私語はダメなこととされます。
日本の学校では「言われたことを正確に行うこと」が大事にされているということです。
こういった教育は産業化時代の労働者にとっては大変重要なことでした。
なぜならその当時は指示に従って言われたことを正確に行うだけで良かったからです。
また資本家に目線でみれば
・言ったことをことできる人間
・ベルを鳴らせば勝手に動いてくれる人間
の大量生産は都合が良いんです。
しかし現代社会では指示に従うだけで良い仕事ってありますか?
もう「コレだけやっていれば良い」なんて仕事は
AIがすべてやるので無職になるだけです。
テクノロジーの発展があり、ほとんどの仕事がAIに奪われていく現代社会では
次のようなスキルが求められます。
- クリエイティブで自分のアイデアを持つ人
- コミュニケーション能力が高い人
- 自分で考えて行動できる人
そういう人が評価されるようになりました。
しかし今の日本の子どもたちに
100年前の産業時代の価値観に基づいた教育制度を
そのまま押し付けて現代社会に必要なスキルを持つ
暗記中心の学習方法の問題
長男の宿題を見ていると
オレの時と全然変わってへんな
と思います。
むしろ「暗記」させることの量は増えていて
今の子ども達はたいへんだな。と感じます。
日本学校教育は長らく暗記中心の学習方法です。
授業では教科書に沿って丸暗記し
定期的な試験によって
暗記したものを答えて
試験が終わればその知識はすぐに忘れ去られてしまいます。
高校生、大学生になると
試験前には、多くの学生が
長時間の徹夜勉強に追われるってのも変わっていませんよね。
これでは本物の学びとは言い難く、
現代社会で必要な応用力や創造性を育むことができません。
このような暗記中心の学習方法にはいくつかの問題点があります。
本当の理解がない
暗記中心の学習では、
知識を単語や言葉としてをただ覚えるだけで
その内容を深く考えて
理解することは求められません。
ようするに
試験前には一時的に「単語」を頭に入れることができても
長期的な理解にはつながりにくいのです。
忘れる速度が早い
暗記中心の学習では、
試験が終わった後、すぐにその知識を忘れてしまします。
これは先述のとおり深い理解ではないからです。
本物の学びとは言い難く、生涯にわたって役立つ知識として定着しにくいのです。
じゃあ学校でやっていることって
いったい何?って感じですよね。
学びの楽しさがない
現在の暗記中心の学習は
単調な作業が多く、
子どもたちにとって
学びの楽しさや、
興味を引く要素が
不足していると感じます。
事実、私も子どものころは勉強が嫌いでした。
長男も進級するにつれ
どんどん「勉強嫌いな子」になっていると感じます。
こうやって「勉強(暗記)=おもしろくない」という概念ができあがり
社会人になっても学び続ける人は6%という
勉強のしない国ができあがるわけです。
暗記だけでなく理解重視の学習や、
実際の応用に活かすことができる学び方が重要となります。
教育の現場で、学生たちが自ら考え、
自ら学ぶ力を育む取り組みが進められることで、
より豊かな学びが実現するはずです。
自主性とタイムマネージメント能力の不足
日本の学校教育が集団での行動や、
指示への従順さを重視する一方で、
個々の学生の自主性やタイムマネージメント能力の育成がおろそかになっています。
たとえば
日本の学校教育が重視していた
「集団での行動・指示への従順さ」ってのは
新型コロナ禍で日本国民に浸透しているのははっきりしましたよね。
全体主義で「おかしい」と言えない空気をしっかり作っていらっしゃいました。
しかし一方で
現代社会では自己管理が重要とされていて
自らのアイデアを持ち、主体的に行動できる人材が求められています。
しかし日本の学校教育はいまだに
集団での行動や、
指示への従順さを
もとめているのです。
もっと個性を伸ばそう
自主性の欠如
子どもたちは学校で自主性について教えてもらうことはありませんし
学校に行っているだけでは「自主性」はほぼ育ちません。
なぜなら今日も明日もやることは時間単位でしっかりと決められているからです。
「時間割」ってヤツですね。
授業がもりあがっても
時間がくればチャイムが鳴って終わり。
途中でも終わり。
時間単位で
区切られて
チャイムで管理されて
決められたカリキュラムをやるだけです。
しかし実際の社会では、誰かに与えられたカリキュラムだけこなしていたらいい仕事なんてありません。
たとえば重要な仕事を任された場合、
「いついつまでに何を行うべきか、そのために今、どうするか?」
というタイムマネージメントする能力が必要不可欠じゃないですか?
自分で決めて自分で行動するという人こそが
生き残れる社会になっていますよね。
役に立たない丸暗記な授業を、
ただ言われるがままに受け続ける……。
今の教育制度では子どもたちが自主性をなくし、
勉強が嫌いになったりするのも仕方がないのかもしれません。
インターネット活用の遅れ
インターネット活用の遅れ
インターネットの普及によって情報のアクセスがかんたんになり、
個々の学び方に合わせた教育が可能になりました。
しかし、日本の学校教育においては
まだまだインターネットを活用した教育が進んでいないのが現状です。
コレは本当に遅れている。
インターネットを使った教育というのは
もちろん「ネットの活用」もそうですし
「ネット危険性」を教える「インターネットリテラシー」も入ります。
インターネットは生きていく上で
必要なツールですが
一方で不特定多数が
あなたの情報にもアクセスできるツールでもあります。
今後はネットリテラシーはめちゃくちゃ重要な
強化科目です。
「AIの活用」
というか
もうすでに「インターネットの活用」っていう言葉自体が
時代遅れだと思っています。
今はWeb3.0の時代で「AIの時代」です。
正直、今長男が学校でやっていることは
0.1秒でAIが答えを出すので
人間がやるより早い。
新しい時代に生きる人間は
AIを使ってどういうことをやるのか?
という学びの方が大切というわけです。
「AI」を教える人になろう
インターネットに
AIを教えるって言っても
教える側に知識がなければ
教えることはできません。
だからこそ「大人も勉強する必要がある」ということです。
学習を学校の先生に丸投げするのではなく
我々大人も一緒になってWeb3.0を勉強して
子達に教えていく必要があるんです。
学び方の違いに対処しない
私たちは人それぞれ学び方や
学ぶためにかかる時間、
どのように学ぶのが効率的なのかが違います。
たとえばビデオを見て学ぶのが得意な人もいれば、
教科書から学ぶのが得意な人もいます。
また、誰かに直接マンツーマンで
教えてもらうことで
理解が深まる人もいます。
学び方はみんな違ってて良いんです。
それが当たり前。
しかし、日本の学校では皆が同じ学び方をすることが義務付けられています。
一つの学び方しかしないために能力が生かせず、
「できない子」というレッテルを貼られてしまう子どもを作り出しています。
こうなると学習に対するモチベーションが下がり
興味が持てない授業や、理解しにくい教材に直面すると
学ぶこと自体が苦痛に感じられることにつながります。
個々に合わせない結果どうなるか
この問題の影響として、
次のようなことが挙げられます。
- 個々の能力が生かせない:学校での学び方が一つに統一されるため、子どもたちの得意な分野やスキルが生かせない場合があります。
- 学習意欲の低下:自分に合わない学び方を強制されると、学習に対するモチベーションが下がることがあります。
- 学力の偏り:クラス内の学力の偏りが生じることがあります。
この問題を解決するためには、
個々の学び方に合わせて柔軟に対応する必要があります。
教育の現場で、子どもたちの個性を尊重し、
多様な学び方に対応できるような教育環境が整備されることで、
より効果的で充実した学びが実現するでしょう。
解決策と可能性
お前が言っているのは理想論だ
って思うかもですが
日本の教育制度の課題は事実です。
ただし新たな可能性を切り拓くためには、
以下のようなアプローチが考えられます。
カリキュラムの見直しと多様な学びの提供
学校のカリキュラムを見直し、伝統的な知識だけでなく、
応用力や創造性を育む科目を導入する必要があります。
また、学生たちが自分の興味や関心に基づいた
多様な学びを選択できる環境を整備することも重要です。
って言っても
今の文部科学省や
教育委員会の
お偉いおじさま、おばさまが
こんな改革をするとは到底思えません。
(本気で危惧しているのならすでに変わっているから)
なので
親としてできることを
いかに考えてみました。
実際に私が実践していることです。
実践的な学びの導入
暗記中心の学習方法ではなく、
実践的な学びができる環境を作り、与える。
学校以外でも
プロジェクト型の学習や
フィールドワークなどを通じて、
子どもたちが自ら考え、
行動する力を養うことができます。
たとえば地域の取り組みや
学童保育所の1泊旅行、
最近では卒園した保育園から
1日保育士お手伝いの募集なんてものありました。
こういった色々な体験、実践ができるものについて
子どもが「やってみたい」と言ったことは
できるかぎりやらせたあげる。
親の都合で「できない」とは絶対にしない。
親に興味がなくても
子どもが興味をもったことは
全部やらせる。
インターネットを活用した教育
インターネットを積極的に活用し、
オンライン教育や自律学習の機会を増やすことで、
学生たちが自分のペースで学びを進められる環境を整えることができます。
我が家では兄弟でチャレンジタッチをやっていますし
常にインターネットに触れることができる環境を作っています。
Nintendo Switchのプログラミング学習ソフトは
朝昼晩いつでもやって良いというルールですし
本屋で欲しがった本は
マンガ、図鑑問わず、
必ず買うというルールにしています。
これからの時代に必要な力
これからの時代に必要な力は、
単にお金を稼ぐスキルだけではなく、
自分の目標や意義を見つけ、
充実した人生を送る力、
つまり「自己設定力」が重要です。
なぜならテクノロジーの進化により
多くの問題が解決され、
成功するための条件が変わってきました。
またインターネットが当たり前になり
だれでも情報にアクセスができ
知識や情報がかんたんに入手できるため、
必要な情報に最短距離でアクセスするスキルが必要となります。
たとえばこれまでは
高度なスキルや
むずかしい資格を持つことが
高い収入を得るための要件でしたが、
今では自動化やネット上の情報によって多くの仕事が変わってきました。
ようするに「資格」にあまり意味がなくなったと言えます。
ネットで学ぶことがかんたんになり、
誰もが知識を得ることができるようになりました。
その結果、知識の格差が少なくなっています。
これからの時代では、
自分自身の目標や志向を明確にし、
それを実現するために必要な「自己設定力」を身につけることが重要です。
自己成長に投資し、自分の人生を主体的に切り開くことが、成功へのカギとなるでしょう。
まとめ
今回の記事では、日本の教育制度の課題についていくつか取り上げましたが、
決して悲観する必要はありません。
むしろ、この課題を克服することで、
子どもたちにより良い未来を築くための可能性が広がっていると感じます。
学校での暗記中心の学習や学び方の違いに対処しない問題は確かにあるものの、
親として別視点で子どもに
「自分自身の学び方」や
「興味を見つける力」を
の環境作りから始めてみましょう。
好きなことに目を向けることで、
学ぶことの楽しさや意味を見出すことができるでしょう。
最も大切なのは「行動すること」です。
この記事を読んで、何か感じるものがあったならば、
それを実践に移すことが大切です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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よくある質問(FAQs)
Q1: 教育制度の変革はいつ始まる予定ですか?
A1: 教育制度の変革については政府や教育機関が検討を進めており、具体的な始まりの時期は未定です。しかし、社会の求めるニーズを踏まえつつ、段階的に進めることが期待されています。
Q2: インターネットを活用した教育は安全なのでしょうか?
A2: インターネットを活用した教育はセキュリティ対策をしっかりと施すことで安全性を確保することができます。また、適切な指導や保護者の協力も重要です。
Q3: 教育制度の変革に反対意見はありますか?
A3: 教育制度の変革には様々な意見があります。伝統を重んじる人々や教育現場の実情を考慮する必要があるため、全ての人が賛成するわけではありません。
Q4: 教育改革が成功すると、どのような社会が実現するのでしょうか?
A4: 教育改革が成功すれば、より柔軟で創造性豊かな人材が育成され、社会全体の発展に寄与することが期待されます。多様な価値観を尊重し、成長が可能な社会が実現するでしょう。
Q5: 教育への投資が重要だと感じました。具体的にはどのような点に投資すれば良いでしょうか?
A5: 教育への投資はカリキュラムの充実や教師の研修、教育環境の整備などに向けられるべきです。生徒たちがより良い学びを得られるような環境づくりに注力することが大切です。