こんにちわ
損害保険業界で働く
39歳サラリーマンです。
いきなりですが
『50万円で3日あれば家が建つようになる』
と聞いてどう思いますか？
僕はワクワクします笑
いやーそんなコトまだまだ先の未来っしょ！
って思っているのであれば情弱かもです笑
あと10年もすれば
3日間、50万円で家が建つ時代がきます。
ぜひ本記事を最後まで読んでください！
今回は米Amazonでレビュー1,200件突破している大ベストセラー
【2030年：すべてが「加速」する世界に備えよ】
という本の基本的部分だけを抜粋して要約しています。
ぜひ参考にしてみてください。
本要約【2030年：すべてが「加速」する世界に備えよ】が伝えたいこと
【2030年：すべてが「加速」する世界に備えよ】
僕も大好きなイーロンマスクの盟友
『ピーター・ディアマンディス』が書いた大人気書籍です。
本書ではこの10年間で
- 「空飛ぶ車」が現実になる
- ショッピングモールがなくなる
- 1万6000の病気が新たに治る
- 「老化」が克服される
- 自動車保険が消える
- 「立地」で家を買う時代が終わる
- 50万円で家を建てることができる
- 環境問題対策にイノベーションが追いつく
- 「AI」と「移民」によって大量の雇用が生まれる
と主張しています。
いやいや、そんなSF映画みたいなこと起きないでしょw
って思っているのであれば考えをあらためた方がいいかもしれません。
本書では、今後10年で何が起きるのか？ということを
科学技術やビジネスの視点からとてもわかりやすく書かれています。
未来予想図として読んでもおもしろいし
自分のビジネスがどうなるか？と知識を入れるためにも読むべきです。
何回かに記事をわけて
要約解説していきます。
今回の記事は
『大前提として僕たちがおさえておかないといけないこと』をシェアします。
これから先のイノベーションスピード
この本の結論は
「エクスポネンシャル・テクノロジーがコンバージェンスしていく」ということです。
はあ？
ですよね笑
意味不明な単語しかないですよね笑
大丈夫です。
「エクスポネンシャルテクノロジーがコンバージェンスしていく」
とは
エクスポネンシャル（加速度的に）
コンバージェンスしていく（融合していく）
ということです。
何よりもはじめに僕たちが理解しておかないといけないことは
今後の10年は
これまでの10年とはくらべものにならないスピードでイノベーションが起きるということです。
僕たちのじいちゃん世代と
僕たちの親世代では
時代はそこまで変わっていませんでした。
（高度成長期と言えど）
しかし今後の100年、
僕たちの世代、子たちの世代では
時代は大きく様変わりしていきます。
なぜなら
イノベーションが次の新しいイノベーションを作り
さらに融合して進歩を加速させるからです。
新し技術を使ってさらに新しい技術を作る
『収穫加速の法則』によると
これからの100年で2万年分の技術変化を経験することになります。
人間の歴史でいうと
『農業の誕生からインターネットの誕生まで』の進化を2回繰り返すぐらいの変化が起きます。
たとえば・・・
新しいコンピューター①を作ったとします。
コンピューター①を使って
コンピューター①の2倍の速さで計算処理ができる新たなコンピューター②を作ります。
コンピューター①ができるまでの10年かかっていたとしたら
コンピューター①を使って
コンピューター②を作る期間は5年です。
（コンピューター①の処理能力を使うから）
さらに
高性能なコンピューター②を使って
コンピューター②の10倍高性能なコンピューター③を作ります。
しかも2年できます。
コンピューター①を作るまで10年かかりましたが
コンピュータ①誕生から
コンピュータ①の20倍高性能なコンピューター③が
完成するまでかかった時間は7年です。
この先はコンピューター③を使って
さらに速い次世代コンピューター④を作り
今度は生産コストも抑えることに成功しそうです。
こんな感じでイノベーションは加速していきます。
（めちゃくちゃざっくりとしたたとえですが）
要するに
新しい技術を作る道具もどんどん新しくなっていくので
スピードや性能はどんどん加速していくということです。
融合する
ここまであくまで縦の技術進化ですが
ここに横の繋がりが加わり、さらに進化は加速します。
今までも各分野でイノベーションは加速していたんですが
これからはイノベーションの『融合』が起きて
さらに加速します。
たとえば
医薬品開発が加速しているのは
バイオテクノロジーの加速だけではなく
AIや量子コンピューターなのでテクノロジーが進歩したからです。
ようするに
違う分野のイノベーションを融合させて
さらにテクノロジーは進化スピードを加速していきます。
これらのイノベーションは
今ある当たり前の生活をいっぺんさせ
既存の市場を消滅されるモノであります。
これまでの常識はすべて忘れたほうが吉
ここからのスピードに備えたほうがいい
これまでが遅かったか？というと
十分速かったですよね。
インターネットが普及して
スマホが当たり前になるまで
猛スピードじゃなかったですか？
15年前、パケット料金でいくら払ってインターネットを見ていましたか？
20年前、通話料にいくら払っていました？
30年前、Pメールは1通20文字10円で受け取る側もお金がかかりました。
写真はフイルム代、現像代でいくら払っていましたか？
現在では基本すべて無料です。
ただ本書が啓蒙しているのは
技術革新よりも
ここからのスピードの方がマジでヤバいからそなえよう
ということです。
現在の日本にいると
本を読んだり自分で情報を取りに行かないと
世界で何が起こっているか知らないままです。
なぜなら
日本で放送されるニュースは
日本の企業を取り上げることが多く
日本の企業が関わっていない
『ハイパーループ』や『スターシップ』などのニュースはあまり取り上げられないですよね。
実際に『空飛ぶ自動車』って
もう技術的には製造可能なの知っていますか？
あとは法整備や価格面の問題だけなんですよ。
日本にいたら知らないことばっかりですよね。
逆に日本の企業が関わっているトピックは
日本国内のみで過度に放送されます。
たとえば
日本企業のスーパーコンピューター『富岳』は
国内に限って『世界最高水準のスーパーコンピューター！！』と放送され
日本すごい！！！！
ってなりがちですが
世界では『富岳』に対してほとんど注目されていませんし、ニュースにもなっていません。
なぜかというと
世界はすでに『量子コンピューター』に注目しているからです。
ちなみに量子コンピューターは従来のコンピューターの上位互換で
スーパーコンピューターなら20億年以上かかる計算を
中国の量子コンピューターは3分強でできます。
いまだに
『スーパーコンピューターで日本が世界一！！日本はすごい！！世界に誇れる！』って
国内だけで騒いでいる場合じゃないんです。
日本でしか報道されていないニュースに頼るのでなく
情報は自分から取りに行く時代です。
まとめ
いかがでしたでしょうか
僕が『これはもっと勉強しないとマズイな』と思ったのは
全国の支店で働く同僚とオンライン飲み会をした時でした。
僕は損保業界で働いているのですが
自動車を買う人が少なくなって
保険に加入する人もどんどん減ってきてマズイよね〜
どうやって営業したらいいかなー
なんて話をしていたときに
先輩にパパスタ君はどう思っている？と話をふられて
5年後に自動運転が普及するので
自動車保険も自動車販売自体もなくなると思っています
と答えたら全員ドン引きでした。
いやいやそれはないよ笑
日本の道は狭いから自動運転は普及しない笑
ライドシェアも日本で流行らないよ笑
なんて言われました。
僕はイーロンマスクがやろうとしていることや、テスラの技術を伝えたんですが
みんなイーロンマスクのことすら知らないんですよね。
日本のトップ企業、リーディングカンパニーのキャリア組の社員ですら知らないんです。
本当に日本は思考停止して従順な労働力として働いている人ばかりなんだなあと思いしりました。
今回は読者のみなさんと
根本である『これからはテクノロジーが融合してどんどん進化が加速していく』ことをシェアしました。
何がどのように変わっていくのか？
深掘りしたいかたはぜひ本書を読んでみてください。
499ページの大容量ですが
普通に『やべえ！ドラえもんが現実になるやん！！』と楽しく読めると思います。
またいろいろな仕事が10年後には無くなるということも実感できると思います。
読んでおいて損はありません。
最後まで読んでいただきありがとうございました！
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